ふしぎデザインブログ

デザイン事務所「ふしぎデザイン」の仕事や考え、メイキングなどを掲載するブログです。

「重かった」時代のコンピュータ

古本発掘シリーズ その3は "Computers: An Illustrated History"(TASCHEN)です。
コンピュータがこの世に出現してから、AIBOが登場するぐらいまでの歴史を、大量の写真を使って解説してくれます。文章も多いですが、図版が主の本なので、英語が読めなくても楽しめます。
















現代では、コンピュータはどんどん小さくなり、また薄く軽くなって、その主体を筐体からweb上に移しつつあります。最初はあんなに大きかったのに、わずか半世紀程度でその容貌は劇的に変わりました。
今後も、コンピュータは「軽く、透明なこと」を主な価値として発展していくと思います。しかし、デジタル技術が実現できるものはそれ以外もあるはず。例えば、重く、手触りを持つもの。においのあるもの。しっとりしているもの。リアルな重みを持ちながらファンタジーの世界とつながっているような。
そんなものを考えるとき、これらの重みのあるコンピュータの姿は、単なるレトロ趣味ではない価値を持ったものとして見えてくるのだと思います。



おまけ コンピューターゲームメーカーの先駆け、ATARIのワッペン。TRONのLegacyじゃない方ってこんな雰囲気なのかな。