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工業デザインの練習帳

1988年生まれの工業デザイナー秋山慶太のブログです。

バイオメディアアート展始まりました

デザイン








先日のポストでもお知らせした通り、秋葉原のアキバタマビ21にて、「BIOART.JP―バイオメディア・アート展」が始まりました。昨日は展示初日&レセプションがあり、とても多くの方にお越し頂けました!
友だちも沢山来てくれて、とても嬉しかったです。本当にありがとうございます。
自分の作品のあるところで、もの作りをしている友だちと話ができるなんて、こんなに楽しいことはないですね。レセプションも大盛況でしたし、すごかった・・・笑




金曜から会場入りし設営を行っていたのですが、こういうギャラリーでの展示は始めてだったこともあり、絵と説明文を壁に設置するだけなのにすごく疲れました・・。しかし、その甲斐あってなかなかビシッとした展示ができたんじゃないだろうかと思います。まだ少しだけ気になる部分があるので、3月に一度作品のメンテナンスにくるときに、ちょっと手を加えるつもりです。

展示が始まり、会場を改めて見る中で感じたのは、アートの作家さんたちの「コンテクスト」に対する考えの深さ。デザインの仕事を行う中では、提案するものがどんな性質で、なんのため、誰のためという「コンセプト」はとても大事なものですが、その作品(製品)がどのような時流を背景に生まれ、どんな思想を汲み、どんな文脈の上に存在するのかということはさほど重視されないように感じます。これと反対に、アートの作品を作る上では、自分の作品の位置づけをどうするか、ということはとても重要なんだなと。

思うに、工業製品は「大量生産・消費」という大きな一つの文脈に乗っているので、その上で仕事をする工業デザイナーは、自分(が知らず知らずのうちに)含んでいるコンテクストに対する疑いを持たなくてすむのかなと思います。現代アートは、作品の形態も生み出す価値も多様すぎる。一人広い世界に放り出されたような孤独の中で、自分はここにいるんだという声を上げるためには、文脈というものを意識せざるを得ない。芸術をする人からすれば、何をそんな当たり前のことと言われてしまいそうですが、そんな当たり前のことに気づけたことも、収穫でした。




バイオメディアアート展は、これから3月24日まで続きます。まだまだ展示は始まったばかりですので、お時間のある方はぜひ、秋葉原にお越し下さい!