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工業デザインの練習帳

1988年生まれの工業デザイナー秋山慶太のブログです。

水琴窟シダのスケッチ


二つ目の音響植物のスケッチ。ビカクシダをベースに、木の枝などに着生する大きな壷のような植物を考えている。


外側に見えるキャベツのような外殻葉の内側に、硬化した共鳴葉が収納されている二重構造。共鳴葉は球状の空間を持っており、そこには常に水が貯まっている。貯蔵されている水は主に雨水で、降雨時に上部の隙間から共鳴葉内部に溜まる。また、外殻葉に当たった雨水も共鳴葉に入り、効率よく雨を貯める仕組みになっている。
球の大きさは大きいものだと80cmにおよび、水滴が共鳴葉の中に落ちるときの小さい音を共鳴葉が増幅し、遠くまで響く(水琴窟のような)不思議な音をたてる。
この植物が群生する熱帯の森では、雨が降ると森全体がキラキラとした音響に包まれる。


初期のアイデア。葉っぱでボウルを作るというより、コケに覆われた器のようなものを描
いている。


ハンモックのように吊るされている構造のもの。姿は面白いけど、どうやって成長すればこうなるのか結局思いつけずお蔵入りに。


一番上のスケッチに近いもの。


発音の仕組み。
昨日、ビカクシダを実際に買ってしまったので、(!)それを見ながらもう一度ブラッシュアップしていくつもり。