工業デザインの練習帳

1988年生まれの工業デザイナー秋山慶太のブログです。

Sound Flora2




新年一回目の更新です。
今年はコツコツいろいろ作る、実力養成の年にしようと思います。
変わらずよろしくお願いします!


さて、2/23〜3/24日、3331 Arts Chiyoda内、アキバタマビで開催される
「BIOART.JP ー バイオメディア・アート展」に音響植物画を出展します。
かなり尖った展示になるかと思いますので、興味のある方はぜひいらして下さい!
(詳しいことはまた後日、まとめてお知らせします)





というわけで、引き続き音響植物の絵を描いてます。
3枚目は、オーボエやフルートなどの木管楽器から着想を得て、笛のように鳴る水生植物をデザインしました。

前回、前々回と描いたものがちょっとグロテスク寄りだったので、次はきれいなものを描くかと思い、あまり余計なことをせず全体のかたちはほとんどハスそのまま。花はスイレンのものを参考にし、また花に囲まれるように発音部(楽器でいうところのベル–ラッパ型に広がっている部分)を配しました。

このハスにとって音は、花が咲いたことの通知音のようなものです。ハスの花は大きさの割にすぐ散ってしまうので、短い開花期間を虫や鳥により強くアピールするように、花が開くと同時に音が鳴る仕掛けを考えました。
現実のハスの茎(葉柄)には、葉が取り込んだ空気を根に通すため、大きい穴が空いています。この構造をもじり、茎全体が一つの笛として働くような仕組みを作りました。振動するリードは花に囲まれた花托のような器官に内蔵され、音を鳴らすために必要な空気は水中の空気袋に貯められたものが開花とともにつぶれて水圧で押し出されます。押し出された空気が発音器官を通り過ぎる際に音を発し、それを茎と花下部のお椀状の葉が増幅することで、遠くまで響く素朴なフルートのような音が作られます。

----------

今回の絵は、点描の技法や絵の進め方に慣れてきたこともあって以前のものよりもクオリティが上げられたと思う。2月後半から始まる展示に向けて、あと2枚(できれば4枚・・)仕上げたい。また、絵に添える解説の文字も用意しないと。あと解説文。結構作業量は多いな〜。

やることをまとめると、
・残りの絵を仕上げる
・展示の際の額をどうするか決める
・額の制作(できるだけ外注で済ます)
・文章とそのレイアウト、スチレンパネル作業
・全体の梱包
・設営

展示直前に時間が足りなくなるのは電化美術の時に思い知ったので、今度はきちんとプランを立てて確実に間に合わせるようにしないと。